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「おじゃまします、…」





「先に俺の部屋行ってて!




飲み物持ってくから」




「うん、」






…龍我の家久しぶり…





昔はよく来たなぁ、




龍我の部屋で勉強教えてあげたり…






「おまたせ、」





「ありがと、」





「那須ってさ、





…付き合ってる人とかいるの、?」





「…いない、かな」





「そ、そっか…」





「うん、」





「…那須…こっち向いて…?」





「え…





んっ…!?」





龍我に唇を重ねられた。







「…ずっと那須がいなくて




さみしかったの…





毎日那須のことしか考えてなかった、





だから今こんなことしてるのも




全部夢なんじゃないか、って




思ってる…」





「…夢じゃないよ、」





龍我の手を握った。






「俺も龍我と




こんなふうに触れ合えて嬉しい…」





「那須…」





しばらく、




2人で抱き合っていた。






.







「今日はありがとう…





ほんとに嬉しかった…」





「うん、俺こそありがとう、」





「…また会えるよね、?」





「…会えるよ、」





「いつでも電話してね?」





「うん、じゃあ…」





「…那須、もっかい




抱きしめてもいい…?」





「うん、」





龍我が抱きしめてきた。





「離れたくないなぁ…」





「大丈夫、また会えるよ」





「…うん、」





寂しそうに龍我は




俺を離した。





「あれ…




那須首のところ…」





「え?」





「…な、なんでもない…」





「そう?





じゃあ、…」





「うん、!またね、」







.

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作者名:あおそう* | 作成日時:2019年9月10日 22時

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