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「じゃあ那須、
行ってくるね、」
「うん、」
「今日は食べ物も飲み物も
置いてるし、部屋も暑くないし！
大丈夫だね！
あ、あと俺今日は
多分遅くなるから」
「そうなの、？」
「うん、ごめんね。
なるべく早く帰ってくるように
するね！
…心配しないでね、」
頭をぽん、ってされた。
「じゃあ、行ってきます」
「いってらっしゃい、」
．
Side.Issei
ああ、最悪だ。
何で昨日龍我に
付き合ってる人いる、って
素直に言っちゃったんだろう。
あんなのいくらでも
ごまかしきいたのに。
嘘ついたってどうせ
バレないのに。
ほんと最悪。
俺のばか…
正直龍我には今日はもう
会いたくなかった。
学校休みたい…
でも今日に限ってテストの日だし。。
「金指！おはよ！」
「ぁ、龍我…」
何でこんなに最悪なの。
ため息しか出ない。
「ねえ、
金指付き合ってる人いたんだね！
言ってよ〜！」
ほら、やっぱり。
こういうのが嫌なんだよ。
「あはは、うん…」
「いつから？」
「んー、
ちょっと前かな、？」
「へ〜！いいなぁ〜
羨ましい、」
「…そんないいものじゃないよ、」
「でも憧れる！笑
あ、そういえばね、
今日那須と会うことになったの！」
「…へえ、そうなんだ」
「楽しみで仕方なくて〜笑」
「…前まであんな
悲しんでたのに？」
「でもやっぱり
会えるのは嬉しいから。
金指が励ましてくれたおかげで
前向きになれたからさ！
フられたらフられたで
その時考えよ、って！」
「…そっか、」
「うん！
早く放課後にならないかなぁ、」
「…」
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作者名：あおそう＊ | 作成日時：2019年9月10日 22時
