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光ひとつない
真っ暗な部屋。
鎖で繋がれてる手首。
ドアも鍵がかかってる。
この部屋からなんて
出れない。
出たらなにされるか。
ずっと彼に
逆らえずにいる____________
.
「ん、…」
「あ、那須起きた?」
「浮所…帰ってたの、?」
「うん♡
帰ってきたら那須寝てるからさ〜」
「そっか、ごめん…」
「いや、
那須の寝顔見れたし♡」
「そっか、…」
「…ねぇ、那須」
「ん、?」
「今日もここから
出たりしなかったよね…?」
「で、出るわけないじゃん、」
「だよね、良かったぁ…」
出たくても出れないんだから。
「ずっと那須は
俺のだよね…?」
「…
うん、…」
「那須大好き…♡」
ほらね、
今日も従うことしかできない。
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作者名:あおそう* | 作成日時:2019年9月10日 22時