検索窓
今日:15 hit、昨日:5 hit、合計:143,782 hit

32 ページ32

「俺の那須って、…?」





「前言ったでしょ、」





「え、?」





「那須の首元のキスマーク、





あれ俺がつけたんだって」





「ほんとなの…?」





「何で嘘つかなきゃいけないの笑





…俺と那須、




付き合ってるよ」





「いつから?」





「ん〜結構長いかな〜





だから今日は龍我に




諦めてもらうためにはっきり




言おうと思って。





だから呼び出したの」





「…でも、俺が前に




那須の家行った時、




那須に付き合ってる人いる?って




聞いたらいないって言ってた、」





「那須の言うことは信じるんだ?





嘘ついてるかもしれないじゃん、」





「那須は嘘なんてつかない!





俺に嘘ついたことないもん!





浮所はわかんないだろうけど、





俺は那須の幼なじみで




ずっといっしょにいたからわかるけど」





「…龍我が




わかってくれないんだったらいいよ、






…ほんとはこんなこと




したくないんだけど、」





「え…」





「これ聞いて?」





浮所はカバンからイヤホンを




出して、つけて、って言ってきた。







「イヤホンつけなきゃだめなの…?」





「ここじゃちょっと、…




音出して聞くような




やつじゃないし」






なにそれ…





なんて思いながら、




イヤホンをつけた。

33→←31



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
287人がお気に入り
設定タグ:うきなす , 美少年
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あおそう* | 作成日時:2019年9月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。