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「なに飲む？」
「…珈琲。」
「すいませーん。」
りょうは店員を呼んで自分の飲む烏龍茶とわたしの珈琲を頼んだ。もちろんわたしはミルクと砂糖多めの珈琲。それすらもわたしに聞かずに頼んでくれた。
飲み物が運ばれてくるまではお互い無言だった。携帯をいじるわけでもなく相手を盗み見するわけでもなく、ただただ下を向いていた。飲み物が運ばれしばらくするとりょうが頼んだ烏龍茶の氷が少し溶けて、カラン、と小さく響いた。
「てつや、寂しがってるよ？」
ほら、やっぱりてつやの話だ。あれだよね、女の子って嫌な予感の時はすごく当たるってやつ。今まさにその状況になってしまった。
「そんなことわたしに言われても、」
「でもみゆもてつやもお互い好きなくせに。」
「………そ、れは」
否定しようとしたのに、そんなこと、そんなこと言われたらどう反応すればいいかわからなくなるじゃない、てつやが、わたしのこと。
「じゃあっ、……なんでいつもわたしじゃなかったの。」
込み上げる涙を必死に止めようとした。鞄から財布を取り出しお金をテーブルに置き、ごめん今日は帰る、と喫茶店を後にした。
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さこ(プロフ) - おはようございます☆楽しく拝見させていただきました///続きがとっても気になるので、お時間出来ましたら更新していただけると喜びますデス☆ (2017年8月15日 7時) (
レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
みえはる(プロフ) - ボンさん» ボンさんはじめまして！コメントありがとうございます〜〜（ ; ; ）すごく趣味丸出しな重たいお話しですが今後もよろしくお願いします(>_>)！ (2017年6月8日 17時) (レス) id: f1cb80f517 (このIDを非表示/違反報告)
ボン(プロフ) - はじめまして！てつやがメインの話あまりないのでこの小説で欲望を満たしてます(笑)重たくて両片思いみたいな主人公とてつやが大好きです〜ぜひ幸せになってほしい！(笑)毎日楽しみにしております。のんびり頑張ってください〜！陰ながら応援してます (2017年6月8日 6時) (レス) id: bb3c19423a (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮心音(プロフ) - みえはるさん» いえいえ！最近オリジナルフラグを二次創作なのに外してない作品が多いので、できたら声かけお願いします(^o^)他のユーザーさんもやってますし(^o^) (2017年6月6日 15時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
みえはる(プロフ) - 雨ノ宮心音さん» すいません、先ほど外してきました！ありがとうございます！ (2017年6月6日 9時) (レス) id: f1cb80f517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みえはる | 作成日時：2017年4月9日 3時
