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ロスさんとフーさんと同行者が
見えなくなっていった
「あぁ
また今度」
エドがそう呟いた
「良い仲間を持ったナ」
「フーさん
シンはどんな国ですか？」
「人も食べ物も豊かで
懐の深い良い国ダ
安心するが良イ」
「この砂漠を越えたら
楽園があると思って良いんですね？」
ロスの手に涙が落ちた
「うム
ただし
この砂漠超えが
なかなか過酷でナ
気をつけろヨ
今からあまり水分を浪費するナ」
ロスは堪えていた涙が溢れ出し
泣いてしまった
――――
「はははははは」
司令部では笑い声が響いていた
「明日辺り
店に寄るよ
お土産はなにがいい？エリザベス」
≪あ
ごめんなさいロイさん
ケイトお客さんが来たわ
ジャクリーンを呼んでくれる？≫
≪ジャクリーン
客が来ましたよ≫
≪了解≫
ジャクリーンは銃を準備した
ファルマンはお茶を飲んでいた
外がなにやら騒がしいのに気が付いて
後ろにある窓を振り返った
するといきなりの訪問者
「ぐぉぉぉぉっ！！！」
「�瑤Δ錣叩�！！」
ドン！ドン！
銃を構えて撃つファルマンをバリーが止めた
「おっと！」
「バリー！！」
「落ち着け ファルマン
こいつは殺しちゃだめだぜぇ！」
バリーが相手を止めにかかる
すると今度は入り口から覆面男が銃を向けてやってきた
ファルマンが銃を構えたが
覆面男に銃を払い飛ばされてしまった
ドンドンドンドン！！！！
「この煙草のにおい...
ハボック少尉？」
「お前なぁ！！
何のために覆面してると思ってんだ！！
これだから現場慣れしてねェ奴はよぉ！！」
「すっ
すみませんっ！！！」
「お前は巻き込まれただけって事になってる
手は出すなよ
どこで軍の連中が見張ってるか
わからねェからな」
侵入者はバリーに襲い掛かる
バリーは動きを止めにかかったが
何かに気がつき
侵入者の顔をじっと見る
「お前...」
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