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「あの傷で...っ
なぜ！？」
「焼いて塞いだ！
ニ 三度気絶しかけたがな」
焔が止めばまた激しい焔を浴びさせる
「うわぁぁぁぁあああああああ！！！！！」
「貴様はこう言ったな
まだまだ死なないと
ならば 死ぬまで殺すだけだ！！！」
ゴォォォッ！！！！
オォォォォォ！！！！
「グハッ！
あぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！」
「大佐！！」
リザが手を伸ばしかけたが
アルがまた抱える
ゴォォォォッ！！！！
すると焔がやんだ一瞬の隙を狙って
ラストがまだ再生しきれていないまま
爪を伸ばしロイを襲いにかかった
「おおおおおおああぁぁぁぁ！！！！！」
ロイの眉間に爪がスレスレのところで
またもや焔がラストの身体を包んだ
空気の爆発が起き焔がやんだ
２人とも動かず瞳を見ている
するとラストの爪の先がサラサラと崩れてゆく
「負けたわ...
悔しいけど
あなたみたいな男に殺られるのも
悪くない
迷いの無い真っ直ぐな目
楽しみね...
その目が苦悩に歪む日は...
すぐ...そこ...」
そしてラストは肉となり骨となり
消えていった
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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