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白い部屋が目の前に現れた
壁に記された何かの絵
下を見れば倒れているバリーの肉体があった
その横にはそれを見下ろすバリーの姿が
「遅かったね
姉さん」
リザは思わず手で鼻と口を覆った
「見ろよ
俺の身体こんなに腐っちまって...」
肉体は血を流して倒れていた
「そもそも
別々の肉体の魂を一緒にしよってのが
無理なんだよ」
「！！
(他人の肉体と魂が相容れないなら
鉄の身体に人の魂の僕も
そうだ...僕たちの目的を果たす時まで
この身体がもつ保証は無いんだ
兄さん A...！！)」
そこにラストがやってきた
「へへへ
来たなラストさんよぉ」
リザは銃を構える
「ナンバー６６
なぜ大佐に協力したの？」
「おもしろそうだからだよぉ！
それから...
なによりおめェさんを
斬りてェ！」
バリーはラストに包丁を向ける
「困った男ね
それに鎧くんまで何？
こんな所に来てしまって
大損失だわ
人柱候補を一晩に２人も
殺さなきゃいけないなんて！」
「人柱...？２人も...？」
アルはその言葉に疑問をもった
「そう
あなたともう一人」
「ゴチャゴチャ
喋ってんじゃねェ！
ラストさんよぉ！！！」
バリーはラストに突っ込んでいった
しかし
ラストが爪を伸ばし
一振りでバリーの身体は粉々になってしまった
バカン！！！！
バリーの眼の光が消えた
「煩い男は嫌いよ...
さて中尉さん
あなたもすぐに上司の後を追わせてあげるわね」
「？」
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