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「「うおぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!」」




2人は走って逃げる




ラストは爪を振り回している




2人は水を利用して滑り込み外に出た




「どうするんっスか!?
このままじゃなぶり殺しですよ!」




「むしろ好都合だ
大量の水ならば
分解して水素と酸素を発生させるまで!」




ラストが徐々に近付いてくる




ハボックがライターを取り出した




ロイが地面に手をついた




そしてハボックは部屋に火を付けた




ライターごと部屋に投げ入れる





「!!」





ドッゴ――――――ン!!!!




大きな爆発とともに地響きが起きた




アルとリザにも伝わったらしく




辺りを見回す




しかし戻る事を止めて前に進んだ







「あーあー
ひでーな
前の彼女からもらったやつなのに
クソ...」





ハボックは真っ黒になったライターを拾ったが




また投げ捨てた




部屋の中は真っ黒焦げ





「大佐
火ィもらえませんかね?
...って
無理っスね」





ロイの回りはドヨ〜ンと空気が悪くなった





「私は湿気たマッチか!!」




パキ...




踏んだ木が簡単に割れた





「あの女
間違いなく焼けたな」





「なんで分かるんっスか?」




「匂いだ
焼死体のは何度も嗅いだ」




「イシュヴァールの経験ですか...」





「だがあの再生能力は侮れん
気をつけろ」





「はい」

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作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年2月22日 18時

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