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血がポタポタと地面に落ちる
「...くっ
...っ!」
グラトニーがリザの首を締め上げていた
リザは銃を何度も撃っても相手は倒れない
そのせいで銃の弾が切れてしまった
「もう終わり?」
リザは力果てて手から銃が落ちてしまった
「...っ
く...」
「食べていい?」
グラトニーの大きな口が開いた
舌にはウロボロスの入れ墨がある
「!!!」
リザは恐怖で目を閉じる
「ワンワンワン!!!」
その瞬間グラトニーの背後から
ブラックハヤテ号が全速力で走って来た
そしてグラトニーを背後から噛み付く
「グゥゥ!!ガルルルルル!!!」
「うわっ!わっ!」
グラトニーが暴れだしリザが投げ飛ばされる
「ガルルルル!!」
「わっ!
うるさい!じゃま!」
グラトニーはブラックハヤテ号に手が届かないせいで
どけることができない
「中尉!!」
そこにヒュリー曹長が走ってやってきた
ヒュリーは一丁の銃を投げて
リザはそれを受取った
2人は瞬時に構えてグラトニーを撃つ
ズカン!ズカン!ズドン!!!
グラトニーはよろけて後ろへと押される
そして壁にぶつかったと同時に
2人の銃の弾がなくなった
「くっ...」
グラトニーはまたもや再生しニヤリと笑った
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