時の翼 7【鋼の錬金術師】 (ページ47)

今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:15,362 hit

344 ページ47

「ロス殿を脱獄させた際
若とバリーが取引しておってナ
ワシが若より受けた命令ハ
この女を東へ運ぶ事」

「ここで合流する事を約束して
ロス少尉を逃がしたってわけだ」

「なるほど...」

全員は崩れている岩に座って話をしている

「気に入らねーな
大佐のやつに一杯食わされたってことだろ？」

「口で説明するより
ロス少尉に合わせたほうが
納得しやすいだろ？」

「わーかってる分かってる
今回は大佐の言う通りだよ」

エドは両手を前に出して上に挙げる

「その大佐だがな」

「ん？」

「頭に血が上った奴にウロウロされては
作戦の邪魔になる
とも言ってたっけ」

ブレダはニヤリと笑いながら伝える

エドは怒り爆発

「あんの！
クソ大佐―――――――！！！！！」

「作戦とは
ロス少尉救出以外に
なにかあるのか？」

アームストロングが話を切り出す

「えぇ
...っとそのまえに
いいっすか？」

「？」

ブレダがある疑問を降りかけた

「さっきから気になってたんだが...
霧の姫さんはどうした？」

「霧の姫さん？」

エドは頭に疑問符を浮かべる

「Aだよ
どこ行った？」

「Aちゃんも来てるの！？」

ロス少尉は嬉しそうだった

「そういえば見当たりませんな
エドワード・エルリックの後ろに
ずっとついていたのでは？」

エドは眉間に皺を寄せて考えていた

「！！
...くそっ！」