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ロス少尉の事件が新聞に載った日の事...
「動きが派手すぎや
しませんかね？」
「お前もそう思うか...」
「えぇ
大勢の前で連行したり
軍にとって不名誉である同僚殺しを
デカデカと新聞に載せたり」
「ふむ...」
ジリリリリン...！
机の上の電話が鳴り響く
「私だ」
≪ファルマン准尉から一般回線で通信です≫
「繋げ」
≪ガチャ≫
≪大佐
ヒューズ准将殺害の件ですが...≫
≪おいファルマン
ちょっと電話貸しな≫
「(バリー？)」
≪よう！マスタングさん
新聞見たかい？
面白い話があるんだけどよぉ≫
ロイは慌てて椅子から立ち上がる
「いやぁ
バーニー！私用電話はいけないなぁ
外からかけなおすから
ちょっと待っていたまえ」
そして軍の外にでて
公衆電話からファルマン宅に電話する
外にはブレダが人払い
「何？
それは本当か？」
≪あぁ
少尉の使った弾ってのは
オレを撃った時のだ
今でも撃たれた穴が右手に残ってるぜ≫
「仕掛けてみるか...」
≪あぁ？≫
「バリー
久々に暴れてみたくはないか？」
ロイは何か企んでいるようだ
≪ほ〜う
へっへっへっ！
了ー解
人は殺さねぇよ
倉庫外の２番通路だな？≫
ロイは手帳にメモを取り
紙をちぎってブレダに手渡した
「ブレダ
大至急これを集めろ」
「豚の骨と肉...
炭素 アンモニア
なんですか？」
「焼死体をひとつでっち上げる」
「�瑤犬� 人体練成！？」
「バカ言うな
あくまで焼死体のようなものだ」
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