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「はい
了解しました」
ロイの部下が電話を受けている
電話を切るとロイに報告した
「アームストロング少佐と
エドワード・エルリックが
汽車に乗ったそうです」
「そうか
(これで邪魔者はいなくなった)」
ロイは口角を上げてニヤリと笑った
「大佐
こちらも連絡が来ました
ブレダ少尉と
A・エルリックも汽車に乗ったと
報告が」
「分かった」
――――
「留置所襲撃班の目撃者に接触できたよ」
憲兵が姿を変えてエンヴィーとなった
「で
これが犯人の似顔絵」
紙をラストに見せる
「あら
生きてたのね
焔の大佐と繋がりが?」
紙に描かれた似顔絵はバリーだった
「さぁね
だけど可能性は大じゃないかな」
「どこに逃げたの?」
「いや...
逃げ足は速いわ
隠れるのは上手だわ...」
「要するに分かんないんでしょ?
無能ね」
「煩いなおばはんは...
人手が足りないんだよ」
エンヴィーはグッタリした顔
「人手?
人手はコレで十分よ」
「うぅ〜!!!」
滓に入った人のようなものが唸り声を上げた
「さぁ出番よ
バリー・ザ・チョッパー」
滓に入っている人が
柵を握り締めて葉を剥き出しにしていた
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