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暗い部屋
そこにはキメラが唸り声を上げていた
「というわけで
マスタング君は見事親友の敵を討ちましたとさ
めでたし めでたし」
「詰めが甘いんじゃない？」
「え？」
「大佐に大人しくしてもらうための
作戦だったんでしょ？」
「いーじゃん
狗がエサを食べちゃったってのも
オチでさ
それに
反感かってるみたいだぜ
部下にも愛想尽かされるんじゃない？」
エンヴィーは満足そうな顔
―――――
スッ
「何かね？」
ロイの前に紙が出された
「休暇願いです」
リザが滅多に取らなさそうな休暇を願い出た
「この時期にか？」
「いけませんか？」
「いや いいだろう
許可する」
「ありがとうございます」
リザが足を進めた瞬間
それを見ていたロイの部下が急いで筆を進めた
そしてリザは扉を開けて出て行った
しかし扉を閉める音がハンパ無く大きな音だっ
た
周りの部下はロイのせいだろうと見つめている
しかしロイは満足そうにニヤけていた
―――――
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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