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エドは目を見開いてその場に立ち尽くしていた
そこには煙を上げて横たわっている人がいた
「やあ
鋼の」
手首を見ると鎖があった
そこにはマリア・ロスと書かれた名札もあった
エドは拳を握り締める
「どう言う事だ...
どう言う事だ！！大佐！！！」
エドの息が荒い
息も震えるくらい怒っているようだ
「なんでだ...
ヒューズ中佐は...
どうしてロス少尉が...っ」
エドは走って大佐の胸倉を掴んだ
「なんで黙ってた！！」
ロイはエドを睨んで一発殴り飛ばした
ドカッ！！！
「上官に手を上げるか
身の程をわきまえろ！」
エドはヨロリと立ち上がり
大佐を睨む
そして全速で走り出した
「駄目だ！兄さん！！」
「放せアル！！」
アルは間一髪のところで
エドを押さえつけた
「駄目だって！」
「この野郎は！
ロス少尉を！！！」
「ロス少尉？」
大佐は足を進めた
アルは目線を下に向けその人を見る
アルは息を飲んだ
「どう言う事ですか！？大佐！」
「脱獄したマリア・ロスには
射殺命令が出ていた
それだけだ」
「それだけって！！」
「ヒューズ死を隠した事は
謝ろう
だが命令に意を唱えるな
説明をを求めるな
ただ従え！それが軍というものだ」
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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