今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:15,349 hit
小｜中｜大
319 ページ22
遠くから声が聞こえた
「あ？」
牢屋の中からこっちこっちと言わんばかり
ニコニコしているリンがいた
「こっから出しテｖ」
「なんだお前」
「シンからの密入国者でス」
「あーそう
遠い所から
ごくろーさん」
「出してくれたら手伝うヨ」
「おめェに
かまってるヒマは...
どこの国だって？」
バリーは進む足を止めてリンを見る
「東のシンだヨ」
バキン！！
バリーは剣で鍵を破壊した
「一緒に来な！」
「ありがとネ！」
ロス少尉は薄暗い牢屋の中で
ベッドに座り俯いていた
すると外から大きな音が聞こえた
「何？」
次々と兵が倒れてゆく
徐々に足音がロス少尉の牢屋へと近付いてきた
そしてバリーは牢屋のまん前に立つ
「ハロ〜〜〜
ハニ〜〜〜
やっと見つけたぜ」
「！！
第五研究所にいた...」
バキン！！
バリーは鍵をぶっ壊す
「覚えててくれて嬉しいねェ
オレなんか撃たれた右手を見るだけで
思い出すてたんだぜ〜
ヒューズ殺しのネェちゃんよォ」
「それは誤解よ！！」
「そうか？
新聞には犯人断定って
書いてあんぜ」
バリーはロス少尉に夕刊の新聞を見せた
「そんな...」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
