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――夜
エドはソファーに寝転んで
手帳に目を通していた
「(賢者の石...
ウロボロスの印を持つ者たち
ホムンクルス...
どうやって...)」
ガタン！！！
「兄さん！！！」
「�瑤鵑覆叩�！！！」
エドは物凄く驚いた様子
「これ...」
アルが震える手で新聞を握り締めていた
「ビックリさせんなよ...」
「フロントで...っ
新聞！」
「ん？
なんだよ...」
エドはアルから新聞を受取って
目を通した
暫く読むとエドは目を見開いた
「！！！
なんだと...！？
マリア・ロス少尉は
ヒューズ准将殺害事件の犯人と断定！？」
エドとアルは部屋を飛び出し
外へと向かった
「信じられない...」
「大佐か少佐なら
何か知ってるかもしれない」
「ウィンリィには？」
「後で説明する」
―――――
「やだなぁ
コレ」
リンが牢屋の中で手首についた鎖を
ジャラジャラとしていた
「文句言うな
犬っころの首輪みたいなもんだ
ところでもっかい聞くが
お前本当に１５歳か？」
「そうだよ」
「うそつけ」
「本当だヨ〜〜〜〜〜」
リンはオロオロと涙を流した
すると辺りが騒がしくなった
兵が何人も廊下を走っていくのが見える
「なんだ？
どうした！？」
「侵入者です！
手を貸してください！！」
「なに！？
大人しくしてろよ！」
「はーイ！」
リンは陽気に手を振った
ガガギンギンガン！！！！
銃声が鳴り響く
そこにズカズカと入ってくるのはバリー
「ヌルいヌルいヌルい！！
やる気あんのか
おめェら！！」
「なんだこいつは！
銃が効かないぞ！！」
その声をリンは耳を澄ませて聞いている
「どけ！！
このっ！！」
先ほどリンと一緒にいた男が
一発頭に銃を撃った
ズカン！！
そしてバリーの頭が吹っ飛ぶ
「おっと！」
バリーは自分の頭を取り元通りにはめた
周りにいた全員の思いが一致した
「「「ギャ―――――――っ！！！！」」」
全員が“おばけ”と勘違いし
叫び声を上げて逃げていった
「しかし
斬っちゃいけねェってのは
つまんねぇな」
数名は倒れて気絶した
「もしもーシ
銃が効かない人ー！」
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