258 ページ10
グリードは腕を黒い盾に変えた
しかしその瞬間目にもとまらぬ速さで
ブラッドレイがグリードに詰め寄り
腕を剣で吹っ飛ばした
腕が水の中へ落ちる
グリードが腕を見ると腕が無い
あまりの速さで気付かなかったらしい
「おいおい!
なんつーおっさんだ!!!」
ブラッドレイは凄いスピードで
グリードに向かって剣を振る
グリードは必死に避ける
「グリードさん!!」
「しーっ!」
アルが慌ててマーテルを止める
―――――
その頃ロアはアームストロングと戦っていた
「見たか
これぞ我アームストロング家に代々伝わりし
彫像術!」
アームストロングが光っている
ロアは持っていた鉄の棒を投げ捨てた
「では本気でやらせてもらう」
するとロアの身体がどんどん変化してゆく
爪は尖り角まで生え出した
「むぅ...!
なんと面妖な...!」
ロアが攻撃にかかる
ギリギリでアームストロングが避ける
今度はアームストロングが鉄拳をロアの顔面にぶち付けた
しかしロアはそれに動じずニヤリと笑っていた
―――――
ドドドドドドド!!!
廊下には無数のキメラ人間が銃に撃たれて
横たわり死んでいた
「少年と少女とご婦人は確保した
あとは化け物共を殲滅する!
大総統のご命令だ」
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ