時の翼 6【鋼の錬金術師】 (ページ8)

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エドがイズミを支えながら言った

『私からもお願いします』

「そういうことでしたら...
分かりました
３人を連れて地下から出ます」

「オレはいい
アルを助けに行く
A 師匠を頼んだ」

『えっ！？
ちょっ！エド！！』

エドはイズミをAに託し

廊下へと出て行った

『とりあえず上に戻りましょう』

「はっ！」

そしてAとイズミと軍人は上に戻った

――地上

地上に戻るとAはイズミを憲兵に託す

そして紙を取り出しそこに地図を書く

『イズミさんを
ここのカーティスさんの
お肉屋までお願いします』

「承知しました」

「A！」

イズミは心配そうにAを見る

『大丈夫です
アルを助けに行って
必ず帰ります』

イズミに微笑んでそう言った

「...分かった
夕飯までには帰ってくるんだよ」

『！！
はい！』

“イズミさんをお願いします”と

もう一度護衛に言って地下へと走って戻っていった

しかし地下に戻ると

１人の軍人さんが私を止めた

『アルがまだここにいるんです！
エドも！』

「エドワード・エルリック殿は
我々が保護しました」

『えっ！？』

「弟さまは
今我々が探しています」

『それじゃ
エドはどこに？』

「ご案内します」

そしてAは男について行った

ギィィ...

その部屋にはエドがいた

『エド！』

「あぁ Aか
悪ィ
途中で捕まっちまって...
ここで待ってろってよ」

『そっか...
私も同じ
イズミさんは憲兵さんに頼んで
家まで送ってもらったから
大丈夫だよ』

「そっか
ありがとな」

エドは微笑んだ

『それよりエド
応急処置するよ
アルを待っている間に』

「あぁ
頼む」

そして２人はアルを待つ事にした