検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:17,814 hit

294 ページ46

ある家に一台の車が止まった




その中からハボックが出てくる




コンコン




「俺だ
見舞いにきたぜ」




ガチャ...




「ご苦労さん
これ大佐から」




ハボックはファルマンのお見舞いにきたらしい




ただファルマンは病気ではないようだ




「ん?
よお!
煙草のあんちゃん」




「どうだ?
一回でも勝てたか?」




そこにはバリーがいた




2人でチェスをしていたようだ





「全然!
てかこのゲームつまんねぇよ
なぁ
夜中なら人を斬ってきても良いだろ?」





「いいわけないだろ」




「じゃ せめて
ホークアイの姉さん
連れてきてくれよ」




「姉さんに言っといてやる」




ハボックは軽くにあしらった




「私はいつまでこいつの見張りを
続けなきゃなんないんですかね...
大佐はなんと?」




「“こんな危険な任務に
つき合わせてすまない
軍部の事は気にするな
ちゃんと病欠扱いにしてある
ただし一般市民及び
我々以外の軍関係者に見つかったりしたら
ただじゃすまないと思え”
との事だ」




ファルマンの背後から大佐の睨む目が出てくる




ファルマンは頭を抱えてしゃがみ込んだ




「もう少し
先行きの明るい話は...」





「あるぜ」




「なんです!?」




ファルマンは期待を寄せた




しかし...





「俺に彼女が出来た!
引越しに色々困ってた時に
優しくしてさ〜
もうめっちゃいい女!」




ハボックはもうメロメロ




しかしファルマンは余計に沈んだ




「その女斬ったら楽しそうか?」



ファルマンはもう涙しか出ない




「もう帰ってください...」








―――――

295→←293



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年1月24日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。