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砂煙が巻き起こっていたが
晴れてくると主が明らかとなる
「はい
ちょっと失礼するよ」
「せ...せんせい！」
イズミは引き摺っていたワニ男を振り上げた
「こんの！
馬鹿タレが！！！！！」
「うぎゃー！！！」
ワニ男をイズミがエド目掛けて投げ込んだのだ
「箒一つの片付けもせんと
何やってるんだ！！！？」
「すっ すみません！！！」
エドは青い顔になりながら謝っている
「Aも買い物を
しに行ってくれたのはいいが
そのままにして出かけるのは良くない」
『あ...すみません...』
Aは大分申し訳無さそうに誤った
「私の身内のもんが
随分と世話になったようだね」
「師匠！こいつ...」
「分かってるよ
廊下まであんたの声は筒抜けだった」
「ハァ〜
おいおいカンベンしてくれよ...
俺は女と戦う趣味は...」
イズミが走り出しグリードの頭を掴んだ
そして何かと反応させ
光が立ち込めた
そしてイズミは足を振り上げて顔面に直撃させ
グリードを吹っ飛ばす
「うおっ！！
がはっ！」
グリードが壁にぶち当たり血を流す
しかしまた再生してしまった
「っははははは！！！
テメェ！一体何者だ！！？」
イズミがズンジンと前に出る
Ｗ．Ｃと書かれたスリッパが音を立てた
そして親指を下に向ける
「通りすがりの...
主婦だ―――――っ！！！！！」
イズミの一喝が部屋に響き渡った
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