286 ページ38
その頃エドは
瓦礫の山の天辺に
エドの機械鎧だけが出ていた
「やりすぎた...
どうしよう...
リン様に叱られてしまう」
女の人はエドの機械鎧を引っこ抜いた
パチン...
一瞬何かの音がした
そして縄が現れ
女の人を捕まえた
「うわっ!」
「おい
ねーちゃん
街中でなんちゅー物使うんだ
オレじゃなかったら死んでたぞ」
右腕を見ると
機械鎧がちぎられた後があった
「貴様っ!
自ら腕ヲ...!?」
「ガキの頃
散々ウサギを追いまわしたんでね
トラップなんざ
お手の物さ」
「兄さーん!」
遠くからアルの声が聞こえた
「おう!アル」
アルとパニーニャがやってきた
「ハーイ!お疲れさン!」
「テメェ!
のうのうと!!
Aはどうした!?」
「Aちゃんなら」
『ここにいるよ』
アルが捕まえた人を下に降ろして
Aの元へ走った
「大丈夫だった?A」
『うん!
へーき』
「Aちゃん
あのあと俺を背負い投げしたからネ
手を出すわけ無いヨ」
「背負い投げ?」
『リン
大丈夫だった?』
エドとアルはAが普段通りに
話している事に驚いていた
「あー大丈夫 大丈夫
あの時はビックリしたけどねネ」
『そっか』
「いやしかし
キミ達強いねェ
どウ?俺の部下になって
一国を治めてみなイ?」
「寝ぼけた事言ってんじゃねーぞ
こら!!
とっととシンに...」
「お!
いたいた!」
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ