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「これは...
練丹術ですネ
大地を流れる力...
流脈を知りそれを使う術...
この入れ墨はわが国の練丹術の流れを組むものでス」
ヨキにはサッパリ理解できないようで
頭の上にハテナが浮かんでいる
「俺の兄は...
練丹術と錬金術の両方を研究していた
この入れ墨はその研究の成果だ」
「まぁ！
とても優秀な刀のですネ！
そのお兄様は」
スカーはなんだか真剣な顔をしていた
「何のことやらよく分かんねーですけど
無事怪我も治ったことですし
これで滞りなくセントラルへ
いけますね！」
「でしたら！
早速準備ヲ！」
メイがはしゃいで準備をはじめた
「こら！
さっさと立ち去れっつってんだろ！
遊びに行くんじゃねぇんだぞ！
こっちは」
「私だって真剣でス！」
「さっき言ってた
不老不死というやつか？
あるわけないだろ」
「あります！
私はそのためニ...！」
「うるせぇ！
ガキはガキらしく」
ガブッ！！！
いきなりシャオ・メイがヨキの指をガブリとかんだ
そしてヨキは叫び声を上げるのだった...
「(不老不死は...
練丹術では成し得ませんでしタ
でも錬金術なら！
だから私は！
噂に聞くあの人に会わなくてはいけません)」
メイの背景は薔薇 薔薇 薔薇
「(金髪に金色の瞳
赤いコートを颯爽と着こなし
華麗に人々を救う
天才錬金術師
エドワード・エルリック様に！！)」
薔薇の中には
あのエドには似使わないような服
身長...キラキラと輝いた瞳
が メイの想像の中のエドなのだった
「どうしやす？旦那」
「勝手にしろ...」
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