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エンヴィーの目つきが変わった
「お!
いいねその目
そうでなくっちゃな
久しぶりに本性見せろよ
ゲテモノエンヴィー」
「クソが
望みどおり踏み潰してやるよ」
「よさないか
お前達」
声がどこからか聞こえた
全員がそちらに目線を送る
「兄弟で争うなど
この父の前でしてくれるな」
パイプが椅子に沢山繋がっている所に座っている人
「よお
親父殿
暫く見ないうちに随分老け込んだんじゃねぇの?」
「グリード
我魂を分けた息子よ
何故この父を裏切った?」
「なぜだと?
それは親父殿が一番
わかっていることじゃないのか?
強欲のグリード
あんたがそう生んで
俺はその通り生きただけだ
アンタの元にいたんじゃ
この俺の欲は満たされねぇんだよ」
「また私のために働いてくれんか?」
グリードは口角を上げる
「NOだ!」
「そうか...」
するとどこかの滑車が動いた
グリードの足下の地面が開く
そこには何百度と煮えている
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設定タグ:鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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