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「グリードさんは?」
アルとマーテルは静かな地下水道で帰りを待っていた
「分からない...
暗くてよく見えない」
コツコツ...
足音が近付いてきた
暗闇の向こうからは
グリードがまだ腕を再生しきれないまま
こちらに向かってきたのだ
ガィィン!!
グリードが倒れたのかと思いきや
後ろから喉に向かってまた剣が貫通していた
「ぐ...はっ...」
「グリードさん!!」
「ダメだ!!」
アルは急いで頭を蓋する
そのせいでマーテルの腕が挟まった
「このっ!
開けなさいよ...っ!」
「ダメ!」
「出しなさいっ!」
「ダメったらダメ!!」
アルは必死に頭を抑える
「これで15回は死んだか?
あと何回かね?ん?」
「...テ...メェ...」
「くそ!」
どこからかまた新しい声が聞こえた
目を上げるとそこには
ロアとドルチェットがいた
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設定タグ:鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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