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1人の男の人が何かを投げてきた
イズミはそれを受取る
「さっき
エドくんとAちゃんらしき
男の子と女の子が
デビクズネストっていう酒場に入っていったそうですよ」
渡された物はデビルズネストと書いてあるマッチの箱
イズミは顔を強張らせる
―――――――
エドの機械鎧の部品が落ちた
『エド!!!エドッ!!!』
エドはボロボロになり
壁にもたれかけて血を流している
Aも頭から血を流していた
「ハァ...ハーッ ハーッ」
グリードが近付いてくる
Aはボロボロの身体で
エドを守るように抱き寄せて睨みつけた
「死んだか?」
エドの瞳がグリードを捕える
そしてAを退けてヨロヨロと立ち上がった
『エド!そんな身体で』
「よし!
いいぞ!子供は元気でなくちゃな!」
エドが体勢を立て直し走り出す
そしてグリードにアッパーを喰らわせた
しかしグリードは痛いという素振りも見せず
エドの顔をわしづかみにする
「何度やっても
お前は俺に勝てねぇ!!!」
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