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「だったら
譲ちゃんの母親を殺せという
命令を下したのは
誰だか知ってるか？」
『...知らない...』
「なんなら俺が教えてやろう
ただし...」
「Aの弱みに付け込んで
また等価交換か！！！！？」
エドがまた大きな声を上げた
横腹からは血が流れている
「お前
あれだな
自分が傷だらけになるのは平気だが
身内が傷つくのは耐えられなくて
冷静さを失う...
愚かだなぁ
そうやって激情に任せて貴重な情報も
弟も譲ちゃんの母親の情報も失うか？」
「テメェを倒したら
弟も連れ戻しに行くさ
無限の再生能力じゃないんだろ？
生身の部分をボコり続けりゃ...」
「っはははははは！！！！
こりゃ悪かったなぁ
手抜きしちまって」
グリードは上着を脱ぐ
そして腕から徐々に誓う肌へと
変化していくのが分かった
「『！！！』」
「ちょっとブ男になるんで
あんまり見せたくねぇんだよ」
２人の表情が固まってしまう
息を飲んだ
「言っただろ？
お前は俺に傷一つ付ける事は出来ねェ」
―――――――
シグが箒をイズミに見せていた
「通りの路地裏に落ちてた」
「アルが消えて
エドとAまでも...」
そしてイズミは鬼になり指をゴキゴキと鳴らす
後ろには炎がメラメラと燃えている
「あのガキども！！！
もっぺん弟子入りさせて物を大切にしろって所から
叩きなおしてやるか！！！」
「分かりましたよ！」
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