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「あ そういえばAの調子は？」
そうAはエドと同じ病室
元は個室だったが無理を言って
ベッドを用意してもらったのだ
エドのベッドの横に簡易のカーテンが作られ
その向こうにAがいる
この方が安心だとエドも言っていた
「私たちがビンタをしてから...」
「一回も起きないんだよ...」
「は？」
ブロッシュ軍曹は涙を流している
ショックで起きないのかな...と
そんなわけ無いからとエドはフォローに入っていた
「いや
Aちゃん一度目が覚めたんだ
そこでロス少尉がキミと同じ事を言ったら
キミと同じ事を言ってきたよ」
「！！
Aが...」
「そこでパッタリ...とね」
「また寝たわけか...」
Aはエド以上に傷が酷い
足 頭 腹 肩といたるところに包帯が巻かれている
「...で
アルは？」
「アルフォンスくんは
さっき俺が...」
大きく晴れ上がった右手を見せる
「拳骨かまして説教した！」
静かに軍曹は涙を流す
「あはははっ
...っててて...
うっ！！！」
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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