今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:19,586 hit
小｜中｜大
154 ページ6
隣の刑務所では罪人たちが大騒ぎ
「ええい！
煩い！！落ち着け！！」
ただ一つの牢屋だけは静かだった
「いい音だ...
これは爆発物で建物が崩れる音ですよ
この近さだと
隣の第五研究所ですかね...」
警官が牢屋の中を覗きに来る
「あぁ...
いい音だ...
身体の底に響く実にいい音だ」
「私語は慎め！キンブリー！」
「いやぁ失敬
イシュヴァールの殲滅戦を思い出して
つい嬉しくなりましてね」
―――――
アルはAを抱えて
ブロッシュ軍曹はエドをおぶり
全員で第五研究所から走って外に出た
“兄貴とやらに作られた鎧人形じゃねェのか？”
アルは研究所から出るとき最後まで
バリーに言われた言葉が引っ掛かっていた
ついAを抱える力が強くなる
アルはエドに疑いの眼差しが強くなったのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
