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アームストロングは顎に手を当てて考え込んでいる
「どの辺なの？」
どうやらダブりスの場所を
ウィンリィは知らないようだ
『うんとね...ここ
南部の真中辺り』
Aは地図を指差して答えた
「ふーん...
...あっ！
あ―――――――っ！！！！！」
いきなり声を上げたので
周りの全員がビックリする
「な なんだ...？」
「ここよ！ここ！
ダブりスの手前！！
機械鎧の聖地！ラッシュバレー！！
一度行ってみたかったのー！」
ウィンリィの目はキラキラしていて
心なしかバラが見える
「つれてって！つれてって！
つれてって！つれてけー！」
「1人で行け！そんな所！」
「誰が旅の費用を払うのよ！？」
「オレにたかる気か！？」
「まぁまぁ
いいんじゃない？
ついでだし」
アルは２人の間に入って言い合いを止める
『いいじゃん！
ウィンリィとお出かけしたいし！』
Aは笑顔で言った
「しょーがねーなぁ」
「やったー！！
Aー！」
『ウィンリィー！』
２人はもう大喜び
「ばっちゃんに電話してくるね！」
『いってらっしゃーい』
そしてウィンリィは病室を飛び出していった
「うん！
ありゃいい嫁さんになるぞ
まぁお前さんには
Aちゃんがいるがな」
「オレに言うな！
そしてなんでAなんだよ！」
「まぁ
うちの嫁さんほどじゃーないけどな！」
そのときエドの顔は真っ赤だった事は
話の話題になっていたAは知らない
みんながエドを
からかっていた事は知っているが...
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