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ヒューズはどこからかなにかをつまみ出してきた
「A！！？」
ヒューズがつまんでいるのは病室から抜け出したA
そしてヒューズはAをベッドに座らせる
『ありがとうございます
ヒューズ中佐』
「気にすんな！」
「どこ行ってたんだよ」
『ごめんね...
ちょっと出てただけだから』
申し訳無さそうに誤るA
「お前等の病室に行く途中
Aちゃんも戻る途中でな
手すり使って歩いてて
しんどそうだったから連れてきた」
「Aが無事でよかった...」
ウィンリィはホッとした様子
『ウィンリィ...
いつの間に？』
「さっきね
それにしてもAも酷い怪我...」
『...そうだ
ウィンリィ私の機械鎧も
点検してほしいな！』
ニッコリとAは微笑んだ
「オッケー！
Aは無料でやっちゃうわ！」
「なんでAだけなんだよ！！」
「なんでも！
ほらほら！カーテンの向こうへ！！
今からAの機械鎧見るから
ここからはレディーだけよ」
そして男たちはカーテンの向こうへ追いやった
そして話を続ける
「そういえばお前達
まもなく護衛対象から外されそうだぜ」
「ホントかよ！」
エドは嬉しそう
「護衛って...」
カーテンの向こうでウィンリィの声
「ちょっとエド！
どんだけ危ない目にあってんのよ！！」
するとカーテンから顔を出すウィンリィ
「え いやーまぁ
あの...なんだ
...ったいした事じゃねーよ」
暫くの沈黙
「そーね
どうせあんたら兄弟は
聞いたって言わないもんね
ふぅ...」
そして黙々とウィンリィはAの機械鎧の微調節
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