時の翼 20【鋼の錬金術師】 (ページ8)

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『本当はそれだけじゃないのにね...』

Aはホーエンハイムが

去っていった方を見て、そう呟いた

・・・・

早速、二手に別れて地下を捜索。

「キミ、
シンの皇子を捜さなきゃいけないんだろう？

ある程度歩いた所で

ランファンに声をかける

「！」

顔を上げたランファンだが、直ぐに俯いてしまった

と、ホーエンハイムは足を止める

「行きなさい」

「！
いや...しかシ...」

「我々のことは気にするな
大事な人なんだろう？」

優しい目でランファンにそう言った

ランファンは俯いて、暫く考えたあと

ダッ！！！

天上にあった口を開けて、天井裏へ入っていった

「ありがとウ...ございまス...」

ダッ！！！タタタタタタ...

ホーエンハイムの好意に甘え

ランファンはリンを探しに行くことに。

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