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ボンヤリと視界が戻ってくる
オリヴィエが意識を取り戻したのだ
「何が...どうなった...っ」
周りには中央兵が何かを見上げて
言葉を失っている様子
パタパタッ
血が地面に落ちる音がした
「！！
アレックス！」
そこには、スロウスを串刺しにするアレックスの姿が
「勝手に突っ込んで来るのですから
待ち構えていればよいのです」
「ぬぅぅ」
「姉上
立てますか？」
ガチャッ！！
中央兵が２人に銃口を向けた
「そういえば
私に銃殺命令が出ていたな」
「�瑤覆鵑函�
それは困ります！
アームストロング家は我輩が継ぐのですから
手続きをしてから死んで頂かないと...！」
「無用な心配だ
私が死んだら、邸は
マスタングにくれてやることになっている」
「そのようなことを
家族に相談も無く！」
「貴様のようなへたれより
奴のほうがミジンコ一匹分マシだ」
「それが
助けに来た者への態度ですか！？」
言い争いに口出しが出来ない中央兵達
バチバチバチッ！！
スロウスは再生しようとしている
「なんだ...これは」
冷や汗を流してスロウスを見上げる男
パンパン！！パパパンッ！！
廊下から銃声が聞こえる
「なんだ？
敵襲か！？」
「まさか
マスタング隊！？」
バダンッ！！
一人の男が倒れて、入り口の扉が開いた
ドドドドンッ！！
「うわぁぁっ！！！」
ガブッ！！！
悲鳴を上げて逃げる男だが、
白い奴に首を噛まれて倒れる男だった
それに続いて、ゾロゾロと人形兵がやってきた
中央兵は驚いて
ドドドドドッ！！
と撃ってゆく
「「「ぎゃぁぁあぁあああ！！！！」」」
と、一度は倒れるが
ムクリとまた起き上がる
「な、なんじゃこりゃ！！！
撃っても死なないぞ！！？」
「ブリッグズの兵か！？」
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