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パチンッ！！！！
ドゴォォンッ！！！！
街の裏路地では爆発が何度も起きる
「くそっ！
大丈夫か！？」
「ごほっ！ごほっ！
なんとか...」
「焔の錬金術師ってあれだろ？
イシュヴァール戦で物凄かったって」
「なんか、意外と大したこと
ないような...」
「だよなぁ...
さっきからショボイ爆煙ばっか...」
チチチチチッ！！
頭上に焔の導火線が走る
ドォォォオオンッ！！！！
「ジェス！！パーティ！！」
「くそっ！！
鼓膜やられた！」
「損害は！？」
「負傷５！
死亡０！」
「死人が出なかったのはラッキーだ
ん...？」
負傷した軍人が連れられてゆく
後姿を見ながら何かを思った
「イシュヴァ―ルの英雄と
鷹の眼もいるんだぞ...？
死人が出ないほうがおかしい...
まさか...！」
ガチャッ...
銃を中央軍の男にピントを合わせる
ズカンッ！！！！
「�瑤Δ�ぁっ！！！！！」
先程の男の足に一発の銃弾が撃たれた
「うあっ！！あぁっ！！！
間違いない...っ！！
奴等...っ！！」
足を狙ったのは、ライフルを構えるリザだ
「手を抜いてるだと！？」
「はい、負傷者は多いですが
ここまで死者は０
狙撃された者も全て急所を外されています」
「な...ナメよって...っ！
テミトリ隊とキム隊も出せ！！
とっととマスタングの部下の死体を
ここに集めろ！！」
負傷者は出すが
誰も殺さずに包囲網を突破するロイたち
手加減されていると知った
鎮圧部隊を率いるクレミンは
怒りを露わにしていた
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