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と、フッと笑みをこぼすプライド
「この匂いは...
近くにいるのですか？
ホーエンハイム」
森の中には
ダリウスが連れて行った
アルを診ているホーエンハイムがいた
―――――――――
夜のセントラル司令部では...
お父さまを中心に会議が進められていた
隣にはスロウスが立っている
「マスタングが
元部下を使って、コソコソと
動いているようです」
「大総統の乗った列車が爆破された事や
セントラルにイシュヴァール人が多数
入り込んで来ている事と
奴が関係しているとしたら...」
「よりによって
このタイミングで...」
その事実に焦る軍の上層部たち
「私よりも
お前たちの方が奴の思考には詳しかろう
奴なら次にどう動く？」
「「「.........」」」
それに男達は腕を組んで頭を捻る
「私ならば」
と、オリヴィエが発言した
「まずブラッドレイ夫人を手中に収めます」
「人質にすると？
無駄なことを
使えん人質を取って
自ら逆臣の汚名を着るか...
まったくもって、人間というのは度し難い」
その頃、セントラル郊外では...
タタタタタッ！！
何者かが道を走って横切った
その後すぐに一台の車がやってくる
その車にはブラッドレイ婦人が乗っていた
キィィィッ！！
「あぁっ！」
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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