今日:17 hit、昨日:5 hit、合計:6,365 hit
小｜中｜大
903 ページ12
グラトニーも泣きながらランファンから逃げていた
「もう嫌だ！
あいつら！」
と、向こうのほうで光が照らされた事に気付いて
足を止めるグラトニー
「何？」
気になったのかその光へと向かって走ってゆく
ザッ！
ランファンは木から木へと飛び移っていたが
あるところで足を止める
「ぐ...っ」
カタカタカタカタカタ...ッ
左腕の機械鎧が痛むのか、震えている
「ランファン！
どうした！？」
下を走っていたリンが気にかけて
木の上にいるランファンを見上げるが
ダッ！！
それに答えることなくまた走り出すランファンだった
「ランファン！！」
リンも追いかけるように走った
閃光弾はいまだに光りつづけている
「ゴリさん！！！」
「おう！！」
ダリウスが走った
そして、倒れていくアルを抱えて
閃光弾の光が収まった
「アル！！
ゴリさんはアルを連れて逃げてくれ」
「まだ乗っ取られてんじゃないのか？」
タタタッ！
Aが森の中から走って来た
『ホムンクルスの本体からちぎれたパーツは
霧散して無くなるんです
影本体から切り離したアルの中には
もうプライドはいません』
ジャキンッ！！
「「『！！！』」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
