検索窓
今日:2 hit、昨日:26 hit、合計:8,188 hit

888 ページ46

「ハインケルがプライドをどうにかするまで
同士討ちを避ける為にも
一緒にいるんだ」




「......」



やるせない思いのエドだったが



言葉に従うことにした




ザンッ!!シュッ!!!




「あの音...
ライオンのオッサンが戦ってんのか?」




ダリウスとエドとAが




暗い森の中を手探りで進む




Aは普通に歩いているが




「暗闇は夜行性動物に任せとけって話よ」




『あぁもう!
なんだか2人共危なっかしい!!』




Aが2人の前に出て




ガシッ!と2人の手を握る




「A!?」



『私が引いていく!
危なくて見てられないよ!
グリードの所でいいんだよね?』



「お、おう」



そう言って2人の手を引いて歩き出すA



「(何故俺たちの居場所が分かった...
あいつにそんな能力は...)」



そんな事を考えていると、




エドとダリウスの手を引いたAがやってきた




「『はっ!!』」




Aとダリウスが足を止めた




何処からか嫌な気配がする...




「伏せろ!!!」




ダリウスの声がかかった瞬間



森の中から何かが飛び出してきた



咄嗟にダリウスはエドとグリードとAを抱えて




その場から離れる




ボキッ!!!




ドサッ!!




バキバキバキバキッ!!




攻撃に入ったのはグラトニー




グラトニーは木をムシャムシャと食べている




そのせいで上の葉の部分が崩れ落ちてゆく




「うわっ!」



ドォォォォンッ...




「鋼の錬金術師と
霧の錬金術師の匂い
グリードの匂い!」




「この声は...グラトニー」



暗くて見えないのか、エドは目を凝らしている




「あいつか!?」




「なるほど...
グラトニーの嗅覚を使って
俺たちを探し当てたってわけか」




「クンクン
あと知らない奴の匂いは
食べていいよね」



ポン



「ご使命だ
ダリウス
あいつもホムンクルスだぜ?」




グリードはダリウスの肩に手を当ててそう言った

889→←887



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます!頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年7月14日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。