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「あぁ
触手みたいなのがウネウネと」
「そこじゃねぇ
必ず大きな影の側にいただろう
本体は森の影の中にいる」
「本体?
鎧が本体じゃないのか?」
「違う
あいつ専用のお出かけ用の
入れ物があるのさ」
「どんな入れ物だ?」
森の中にいるのは、あの小さなセリムだった
「月も星もなしですか...この暗闇では
あちらも動けないです
スラムの明りが戻るのを待って...」
ブォンッ!!!
「ガルルルルッ!!!」
「!!」
突然、セリムの背中に攻撃が入った
なんとハインケルがキメラ化し
夜目が効くハインケルが
プライドの本体に攻撃を仕掛けるという作戦に入ったのだ
ブンッ!!ザンッ!!
「逃がさん!!!」
ハインケルは連続して攻撃に入る
「この姿に動揺せず攻撃してくるとは
なかなか...」
「確かに
ガキを手にかけるのは気が引けるがな!!
それ以上に
野生の勘が叫んでんだよ!!
こいつは倒さなきゃやべぇってなぁ!!」
・ ・ ・ ・
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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます!頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
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