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「...ん?」



と、ハインケルが足を止めた



エドの前で止まったので



少し不機嫌な顔になるエド




「なんだよ?」



ガシャ...ン...ガシャ...




暗い森の奥を見ると、何かの足音が聞こえた




『アル...?』



「え?」



真っ暗な為、まだ見えないがAには見えるらしい




ガシャ ガシャ ガシャ




そして姿が明らかとなる




ガシャ...




「アル!!!」




エドは嬉しさのあまりアルの元へと駆け出した




「なんだ
脅かすなよ!」




一方、Aは一歩も前へ進もうとしない




「?
霧の
行かないのか?」




『......アルだけど...違う...』




真剣な表情でアルをみつめる瞳




「?」




「合流できてよかった!」



アルの前に立つエド




「元気だったか?」



「兄さんもAも
無事だったんだね」




「あれ?
お前マイルズ少佐の所にいたんじゃないのか?
あっちは大丈夫なのかよ」




「......!」




と、グリードの表情が強張った




『.........』




Aも無権に皺が寄っている




「そのことで話が...ちょっと来て」




「お、おう」



アルが向きを変えて歩き出した



ガシャッ ガシャ




「...アル、お前
どこか悪いのか?」




アルのほんの少しの違和感に気がついたエド




足を止めるアル




グリード額から嫌な汗が流れ出た




「...どうして?」



「いや...なんとなく」




「エドッ!!!
そいつから離れロ!!」



リンの声がした




「リン?」



リンは顔を抑えて苦しそうにしている




「そいつハ...ッ
それハ...」




「......」




カサカサッ




『!!』

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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます!頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年7月14日 1時

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