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「大総統が!!?」
「キング・ブラッドレイが
死ぬだと!?」
「まだそうとは決まった訳ではなかろう!!」
ブラッドレイの列車が爆破されたという報に
動揺するセントラルの首脳たち
そこに冷静に座っているオリヴィエがいた
「捜索はどうなっておる!?」
「まだ現場に部隊がついておらぬ!!」
「......
(頭がいなくなった途端これだ...
所詮は烏合の集...)」
「そんな事を言っている場合か!?
最高司令官が不在なのだぞ!?」
「分かっておるわ!!」
「(動くチャンスか?)
はっ!!」
突然、背後に気配を感じて
目だけを後ろへ向けるオリヴィエ
なんと後ろには、目を光らせている
“お父さま”とスロウスが立っていた
「おぉ!
このようなところにおいでになられるとは!」
「...皆、落ち着け」
首脳達はその言葉で笑顔が零れる
ただ一人、オリヴィエだけは
警戒心を抱いていた
トン...
オリヴィエの肩に“お父さま”の手が乗った
「セントラルには、私がいる」
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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます!頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
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