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汽車に乗り
セントラルに戻るブラッドレイ
「マスタングめ...大それたことを」
大総統護衛の男がそう言った
「使える手駒を引き離して
騎馬を抜いたと言うのに...」
ギィィィィィィィッ！！！
すると汽車が橋の上で止まった
「止まったぞ？」
「どうしたんだ？」
不審に思った軍人達は外を見る
すると先頭車の前には、羊が横切っているのが見えた
「羊だ...」
「急いでいると言うのに...」
ガコンッ！！
と、車両と車両の繋ぎ目が引き離され
先頭車だけが発進する
残りの車両は橋の上に置いてけぼりだ
「おい...！
機関車だけが動き出したぞ！」
「どうなってる！？
おい！！
止めさせろ！！」
ガシャンッ！！
ドゴォォォォォォン！！！！！
誰かが爆発のレバーを押すと
橋の上にある車両が爆発し
そのまま下へと落下していった
機関車の中の運転手は
窓から顔を出してニヤリと笑っていた
ブラッドレイ達が急いで帰る
そのものが罠だったのだ
爆発させた人物達が森の茂みの中から顔をだした
「線路上の羊は排除しました
予定通りセントラルへ向かいます」
ある男が誰かに電話でそう言った
「行くぞ
大佐がお待ちかねだ！」
「「「「はっ！！！」」」」
周りにいた人たちも顔を出して
全員がセントラルへ向かうことになった
この面子はなかなか珍しいメンバーだ
その頃...
「くそっ！！」
ガシャンッ！！
荒々しく受話器を置く
「まんまと利用されましたな
ハクロ少将...
...閣下の乗った列車が
爆破されましたぞ...！」
「な...っ！！」
ハクロ少将は目を見開いた
パチンッ！！
「ほっほっほっほっ！」
扇子を閉じて
勝ち誇った笑みを浮かべるのは、
計画を立てたひとりでもある、グラマンだった
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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます！頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (
レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
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