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所変わって夕方のリオール




今日の作業が終了した作業員達が片付けに入っている





「は〜
今日もよく働いたなぁ」




ヨキも細い身体でフラフラだ




「でもよぉ
こんなことしてていいのか?
俺達
もうすぐ約束の日だぞ?」




ザンパノがそう言った




しかしジェルソもどうしたら良いのか分からない




「しょうがねぇだろ!
マルコーさんもスカーも
来ないんだから」




「全く!
あの2人、どこで何を...」




3人がおじさんの店に戻ると




見覚えのある後姿が目に入った




「あぁ!!!」



「ん?」




「先生!!」




暢気に2人は食事を取っていた




「お、おお!
キミ達!」




「おお!キミ達!
じゃねぇぜ!!
長いこと、ドコほっつき歩いてたんだよ!?」




「分かってる
...セントラルに向かおう」




マルコーが立ち上がって、そう言った




そして一行はリオールを離れることにした




今は夜の森の中




「しっかし
妙な感じだよな
元軍人の俺達が
イシュヴァール人と一緒に行動するなんてよ」




「そうそう
俺達にとっては
アメストリスは生まれた故郷だし
家族もいるし」




「でも国を反逆したスカーが
今こうして国を救うために動いてるなんてな」





「勘違いするな
この国を救うのではない
変えるのだ
イシュヴァールの民を否定したこの国に
我等の存在を認めさせるために動いている」




その言葉は、マイルズから言われた言葉でもある




「世界を変える為には
まず、己が変わらねばならぬ!」




すると此処にはいない違う声が聞こえた




一行は上を見上げると




そこには...




「そういうことだ
アメストリス人よ」




「イシュヴァール人!?」



「なんで...!?」




そこにいたのはスカーの同族の




師父とイシュヴァール人達だった




「何ヶ月もただ
ほっつき歩いていたわけじゃないんだよ」




「志を共にする仲間達だ」




スカーとマルコーは




シュヴァ―ルの同胞を呼びかけて




仲間を集めていたのだった

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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます!頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年7月14日 1時

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