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ウィンリィの部屋は静まり返っていた
２人とも言葉を発しない
ガチャン...トッ...トッ......トッ
すると何処かの部屋が空いて
小さな足音が廊下から聞こえた
廊下からも声が聞こえる
「霧の...？
大丈夫か」
「霧の！？
もしかして...」
「霧のまだ本調子じゃねぇだろ
部屋から出ていいのかよ？」
「足下フラフラだぜ
俺が「「このタラシめ！！」」」
ハインケルとダリウスが
リンに同時に怒鳴りつけた様子
タッ...タン......タ...ガチャッ
ギィィィィ...
ウィンリィの部屋のドアが開いた
「.........ヴァレス...##NAME3##...？」
ウィンリィは目を丸くして入ってきた人物を見つめた
入ってきた人物は
壁に身体を寄りかけていた
立っているのも苦しそうだ
しかし少女はニッコリ笑って口を開く
『.........ウィン...リィ...
久し振りだね』
「A！！！」
ダッ！！
思わずエドの横を通り過ぎて
そのままガシッとAを抱きしめる
「A！！
A！！
心配したんだからね！？」
『...うん...ごめんね
ウィンリィ...
連絡も全然出来なくて』
ウィンリィの瞳からは涙が流れる
「本当よ...！
全然連絡も無いし
居場所も分からないし
行方不明だって聞いたから...っ！
心配で心配で！」
『......ウィンリィが無事でよかった
元気だった？』
「元気一杯！
当然よ！」
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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます！頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (
レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
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