時の翼 15【鋼の錬金術師】 (ページ26)

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所変わって、エド達は

全員、その辺にあるものに座って話をする事にした

エドはアルの横に立っている

「あれから色々知ったよ
まず、賢者の石の造りかた」

「...」

「そしてこの国の成り立ち
錬金術がおかしい事
だからシンの国の練丹術に可能性を求めて
この子を追ってきた
Aも使えるみたいなんだけど
本場を習った方がいいと判断したからな」

「さすがだな
実はその事にいち早く気付いた者がいた」

マルコーは懐から研究書を取り出した

「これは
その者が残した研究書だ」

「「『えっ...！』」」

「我々はこの書物に解決の
糸口があると睨んでいる」

「じゃあ
そいつを読み解く事ができれば...！」

「あぁ...あるいは
だがそれにはスカーの力が必要だ」

「...！
なんであいつが！！」

ズドォォン！！！

「「「『！！！』」」」

外からなにか音が聞こえた

「なんの音ですか？」

外を見ると煙が上がっている

「あそこは
スカーがいる場所！
軍の連中か！？」

「ウィンリィとマルコーさん達は
ここに隠れてろ
オレとアルとAで
様子を見てくる」

そして３人は部屋を後にした

その後姿を見ていたウィンリィは真剣な表情だった

「スカーが...」