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所変わって、キンブリーのいる所は
「ウィンリィさんがいない？」
ブリッグズ兵に報告を受けているキンブリー
「まったく、何をやっているのですか？」
「すみません...」
そういうブリッグズ兵だが
後ろを向いて、舌を出す
今言った事は、本当だが
どこにいるのか知っている
「私が捜そう
チャーリー隊から２人ついて来い」
「はいっ！」
マイルズが足を進めた
「マイルズ少佐」
「分かっている
スカーだろ？
そちらも見つけ次第報告する」
そして三人は歩いていってしまった
その後姿を、キンブリーは怪しい目つきで見ていた
そして、とある建物内
スカーが食料を捜していた
「(ここも駄目か...
ろくなものがないな)
...ん？」
気配を感じ、入り口に目をやると
２人の軍人が立っていた
「スカーだな？」
「キンブリー様がお待ちだ」
兄弟の護衛の２人だ
「我々と一緒に来てもらおう」
「随分と鼻が利く
だが、たった２人で
己をどうにかできると思っているのか？」
「まぁ
並の人間では無理だろう」
一人の軍人が眼鏡を取った
そして２人は上着を脱ぐと
ベキベキッ！！と音をたてて、豹変していく
「ぬ...？」
そして２人が変身した姿は、キメラだった
「並の人間ならな！」
「キメラか...おもしろい！」
スカーは右手をゴキッ！と鳴らした
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