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時は戻って、
―――1914年、ユースウェル
「炭鉱の町、ユースウェル
私(わたくし)ヨキは
そこを治める軍人兼炭鉱経営者であった
私のおかげで、町の者共は
幸せに暮らしていた」
“滞納している税金
とっとと払わぬか”
そこに子供が走ってくる
“おまえが給料ピンハネ
してるから払えないんだろ!”
バシンッ!!
ヨキは子供の頬を叩いた
「そこへ、突如現れた貴台の極悪人
国家錬金術師
エドワード・エルリック!!と
A・エルリック!」
エドは銀時計をヨキに見せる
“!
国家錬金術師!!”
そして金塊を差し出した
それを見たヨキの目が輝いている
“!!!
金塊!!”
“これで炭鉱の権利書
売ってほしいんだけど”
ヨキは頷いて権利書をエドに差し出したのだ
そのまま金塊に抱きつくヨキ
一方エドは、ニヤリと笑んでいたのだ
「だがそれは巧妙な罠だった!!」
ヨキが慌てて、建物にはいっていく
“どういう事ですか
錬金術師殿!?
アナタからもらった
金塊が全て、石ころに!!”
店の中をみると
店長が嬉しそうに権利書を持っていて
エドはムシャムシャと肉に喰らいついていた
それを見たヨキは叫び声を上げる
店長とエドはニヤリとまた笑んでいた
「なんと
奴等は裏で繋がっていたのである」
その後のヨキはメッキリと炭鉱マンに絞められたのだ
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