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「!!」
「なぜ錬金術が使える?」
スカーはすぐさま男の顔をがっしりと掴んだ
そして練成反応が起きるが
なにも破壊されなかった
「ふむ...
本当に発動している」
「なっ!!」
「人体破壊...いや
分解か...」
スカーの額から嫌な汗が流れた
「!!!」
スカーは何を思ってか男から離れた
その瞬間
スカーの身体中から血が吹き出た
「(あと一瞬逃げるのが遅かったら...っ!
こちらが...っ!)」
ドサッ!!
スカーが瓦礫の上で倒れた
「スカーさん!!」
メイは一瞬敵から目をそらしてしまった
その瞬間グラトニーがメイを引っぱたき
メイは吹っ飛ばされて瓦礫に背をぶつけてしまった
「く...
シャオメイ...逃げて...っ」
シャオメイはメイの前でカタカタと震えていた
「いただき――――!!!」
『はぁっ!!!』
「あぁっ!!」
Aが飛蹴りでグラトニーを吹っ飛ばした
『...くっ』
一瞬眉間に皺がよるA
肋骨に激痛が走ったようだ
『アル!!
その子を安全な所に!!』
「分かった!
大丈夫!?」
メイがそこで倒れてしまった
『!!』
「A!!」
『ここじゃ
ちゃんと診てあげられない...っ!
今グラトニーを止めるには...』
Aがメイの元へと走った
そして落ちてあった鏢を急いで拾う
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