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そして日がたったある日




ロイは執務室の椅子に座っていた




その部屋にリザが入ってくる




目の前で敬礼して軍服に身を包んでいる彼女がいた




「イシュヴァールであんな思いをしたのに
結局この道を選んだのか...」




「はい
錬金術が言う通り
この世の理が等価交換ならば
新しく生まれて来る世代が
幸福を享受できるように
その代価として我々は屍を背負い
血の川を渡るのです」




「...キミを私の補佐官に任命する
キミに私の背中を守ってもらいたい
.........分かるか
背中を任せると言う事は
いつでも後ろから撃てると言う事だ
私が道を踏み外したら
その手で撃ち殺せ
キミにはその資格がある
付いてきてくれるか?」




「了解しました
お望みとあらば
地獄まで」

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作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年4月30日 17時

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