今日:36 hit、昨日:18 hit、合計:10,779 hit
小｜中｜大
591 ページ42
「その覚悟もなしに
軍服を着たのですか？
地から眼を背けるな、前を見ろ
貴方が殺す人々をその正面から見ろ
そして忘れるな
敵も貴方の事を忘れない」
全員が息を飲んだ瞬間だった
カン カン カン
戦開始の鐘が鳴った
「...おっと
時間ですよ
仕事に行かなければ」
服を調えてキンブリーはこの場を去った
「俺も行かなきゃな
じゃあな
ロイ」
ヒューズはロイに背中を向けて歩いていった
しかしそれをロイが言葉によって止める
「ヒューズ
お前はなぜ戦う...？」
「簡単だ...死にたくねぇ
ただそれだけだ
理由はいつだって単純だよ」
そして全員持ち場に戻って戦闘を始めた
ロイは大きな爆発を起こして焔を撒き散らす
「(では...
この戦いの理由はなんだ...！！)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
