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「イシュヴァールの内乱の真実を教えてやる!!」
「真実?」
「内乱のきっかけになった子供の射殺事件は」
スカーが珍しくエドの話を真剣に聞いている
「そこのエンヴィーって奴が
軍将校に化けてやったことだ!!」
エドはエンヴィーを指差して言った
「全部そいつらが仕組んだ事だ!!」
スカーとメイはエドが指差した方を見る
「詳しく話を
聞かせてもらわねばならんようだな」
すると後ろに気配を感じたメイ
グラトニーが再生してスカーを襲いにかかったが
スカーは一瞬にしてまたもや破壊した
「答えろ」
スカーの殺気を感じ取ってメイは後ずさり
「なぜ我等は滅ぼされねばならなかった?
答えによっては...
貴様らを神の...否
我等イシュヴァールの同胞が眠る
神の元へは行かせん!
安息も救いも与えられぬと思え!!」
そしてスカーは地面を破壊した
「「うわっ!!!」」
『おっととぉぉ!』
メイは被害の渡らない隅の方でそれを見ていた
「おぉースゲー
人間の癖にやるなぁ」
暢気にその光景を見ているグリード
「グリード
部外者を排除しろ」
「へいへい」
そして軽い足取りでそちらへ向かうグリード
しかし途中でグリードの足が止まった
瓦礫の上にエドがいたからだ
「俺は信じねーぞ
リン!」
「グリードだ」
グリードは左手を最強の盾と化させた
メイはエドに追いかけられているグリードを見つける
「あれは...確か...ヤオ家のリン?」
『危ないっ!!!!そこから離れて!!!!』
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